新月
□六
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仁王side
アレから歩き出したものの・・・
結局幸村たちはみつかっとらん。
一体・・・どこにいったんじゃろな・・・
仁「ん?なんじゃ、ここは」
興味本位で入ってみる。
仁「・・・・」
そしてUターン。
「アハッアハハハハハッ!!イタヨイタヨォオオオオッ!!!」
仁「なんじゃ・・・ありゃぁ・・・」
いくら詐欺師だの、ポーカーフェイスだの言われていても、ここは、動揺を隠せない。
仁「逃げるがカチっ・・・かの?」
だっしゅ。それも猛スピードで。
こういう時、改めてテニス部入っててよかったなと思う。
「ナンデニゲルノオオオオ!!!イカナイデッ!!イクナァアア!!」
仁「イクナといわれたら行っちゃうのが人間じゃき」
あり、何で俺は幽霊と会話してるんじゃ?
まぁ、ドッチにしろ、逃げなくてはならん。
仁「ここはBだっしゅじゃ」
アレから5分後、俺はあの幽霊から逃げ切った。
われながら凄いと思う。さすが。
仁「しかし・・・・ずいぶんとグロイのぅ」
壁には血やら臓器やら何やら・・・
仁「ん?なんじゃ・・・これ」
汚く血で書いてある文字。
簡単に読めはしなかったが、なんとか読み取ることができた。
仁「この場所に来たものは・・・ほとんどの確立で帰れない・・・かのう」
ほとんどの確立ということは・・・・まだ望みはあるんじゃな。
早くみんな見つけて帰りましょう(柳生のマネ)