新月

□七
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赤也サイド


どうもッス俺赤也ッス!!


俺達、変なとこ連れてこられて、ただいま先輩達を探してる途中なんすよ。








赤「腹減った〜・・・」






幸「煩いよ丸井(黒笑)」


丸「す、すまねぇ・・・」







赤「緊張感全然ないっスねぇ」




柳生「・・・・幸村くん」

柳生先輩は部長の顔を見てにやっと笑った。



なんていうか・・・・なんかたくらんでる感じ・・・





丸「・・・・ちょっといいか?」




柳生「・・・なんでしょう」



丸井先輩は柳生先輩と部長から離れてにらみつけた。




丸「俺・・・・ちょっと気になったんだけどよぉ・・・・・」




赤「?」



丸「柳生と幸村君って目赤かったっけ?




赤「ッ!!!?」



とっさに先輩達の目をみた。



すると丸井先輩が行ったように、二人の目は赤かった。



幸「ねぇ丸井・・・・」




柳生「君達は・・・気づいてはいけないものに、気づいてしまったようですね」




二人の顔の皮膚もろもろが急に溶け出した。



初めてこんなもの見る俺は、足がこれでもかというほど振るえはじめた。






「「オマエラノカラダクワセロオオォォオ!!!!」」




丸「っ走るぞ赤也ッ!!!」




動けなかった俺を丸井先輩が腕を引いてくれた。



赤「うわあぁああぁんッ(泣)」




丸「な、ないてんじゃねぇ!!」




一生懸命に走っていても、さっきの女の子とは違う、足が、速い。




「「アアアアアアァァァァッ!!! 」



カラダを掴まれる。そう思ったとき、




?「ハッ!!」



「「え?」」


「「ウアアアアッ!!」」




目の前に現れた女の人?はあいつ等に水をかけた。




すると幽霊達はス、と消えていった。





赤「あのっ・・・・」



丸「?どうした赤也?」




赤「どうって・・・いまの女の人・・・」




丸「?どこにいんだ」



え?ちょっとまってください、先輩。


何言ってるんスか?



赤「今の・・・」



丸「それより、幽霊消えてよかったナァ」




何で・・・俺だけなのか?



仁「その声は・・・・ブンちゃんと赤也かの?」




丸「仁王!!」


仁「よかったの・・・無事で」



丸「・・・赤也?」


おかしい。頭がこんがらがる。




ついていけない。俺だけが?



なぜ・・・・



丸「とっとりあえず、行こうぜ。他にまた合えるかも知れないし」



仁「行くぜよ。赤也」



仁王先輩は俺の手を引いて、歩き出した・・・・・

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