赤月
□三章〜出会い〜
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?「あれ?その子は?」
薄紫の女の店員さんが私をみて不思議そうに首をかしげた。
三「コイツはな、桜井名無しさんってんだ。今日俺らのクラスに転校してきたんだぜ!」
?「ふぅん・・・・」
店員さんが一言はくと、向こうから青い髪の男の子が走ってきた。
?「櫂くんっ!!って、あれ?その人は・・・誰?(かっかわいい!!//////)」
櫂「ああ・・・コイツは転校してきたやつだ。」
『お二人とも。私は桜井名無しさんです。宜しくお願いします』
?「「こちらこそ」」
?「私は戸倉ミサキよ・・」
?「僕は先導アイチです」
『宜しく・・・』
ぺこっとお辞儀をする。
すると青い髪・・・えと、先導さんが言葉を発した。
先「名無しさんさんはヴァンガードしますか!?」
またこの質問・・・今日で二回目・・・
三「コイツはやったことないんだってさ。こんなに楽しいのに」
三和さんが口を開いた。
先「・・・そう、ですか・・・」
うん。そうです
戸「あんた・・・・やる気ないの?」
『何を?』
戸「ヴァンガード」
聞かれた瞬間、少し返答が遅れたが、
『私はやらない』
先&三&櫂「「「!!?」」」
『私はやらない。というか、やる気ない』
どうせまた・・・同じ過ちを繰り返すだけ・・・
それならやらないほうがまし。
『・・・私は見てるだけで充分よ』
先「ふーん・・・・・」
先導君が下を向きうなった。
三「ホッホラ、やろうぜ早く!!アイチ、勝負だ!!!!」
先「うっうん!!(勝負したかったな・・・名無しさんさんと・・」
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
三「くぁ〜・・・また負けた!!」
先「でっでも三和さん強かったです!」
『でも・・まだまだね』
戸「え・・・?」
『先導アイチ・・・・三和さんに勝てたものの、アレはまぐれ。ずっと勝ち続けるための戦略とかは持ち合わせていない・・・』
先「え・・・?」
『つまり、もっとカードを信じなさい。イメージしなさい。この二つが今最もあなたに欠けていることよ』
先「っはい!!」
どうして私はここでこんな言葉えお発してしまったんだろう。
この言葉さえなければ、きっとまだ間に合った。
はずなのに・・・・・