緋弾のアリア 無限の武器を持つ転生者

□プロローグU
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 俺がこの世界にきて2年の月日が流れた。あれから俺は戦場に出て人を殺した。理由は1つ。死になれるためだ。
 
 
 はっきり言って俺はこの世界・・・緋弾のアリアの世界に関しては何もわかっていない。わかっていることといえば武偵といわれる連中がいて犯罪率が高いといったことだけだった。そんな世界、しかも内戦地帯に放り出された俺は自分の身を守るため能力で人を殺す用になるのにあまり時間はかからなかった。まあ初めて殺したときはすげー吐いたけど今ではなんとも思わなくなってきた。つくづく思うが俺の適応能力はすげーな。
 
 
 あと一つわかったことがある。どうやらこの体の性別は女性だったみたいだ。

まあ最初の頃は結構ごたごたしてるから気がつかなかったけど、落ち着いてくると体に何か違和感を感じてきて、そして、小の方を出そうと思ってズボンを下ろしたら本来はついてるはずのナニが無かったわけだ。
 
 
 まあ最初の頃は混乱したが今ではどうでもよくなっている。やっぱり俺の適応力は高いな・・・・・・
 
 
 後は毎日戦場に出ては武器のストックを増やしたり、戦闘経験をつんだりとそれなりに充実した二年間を送っていた。
 
 
 ちなみに戦場に出る際は毎回、反政府軍の味方をして戦闘をおこなった。最初の方はノーギャラだったが、半年ぐらいたつとそれなりのギャラで雇ってくれるようになった。

ちなみに俺が戦闘する時や反政府軍の連中に会うときは常に顔を隠している。ちなみに仮面などのかっこいいものがあればよかったのだがあいにくとそんなものがこの内戦地帯・・・・・・一応、中東のどっかの国らしいが、そんなとこに都合よく転がってるわけも無いので、頭の上からフードをかぶり顔に布を巻いて素顔を隠した。実際、この顔の容姿は・・・・・・自分で言うのも何なのだが・・・・・・すごく可愛いので、相手になめられる可能性があるからな。・・・・・と言っても身長でなめられるが、そういったやつらは全員、額に風穴をあれてやった。


結果は反政府軍の勝利でいわゆる革命が起きたということなのだろ。まああいにくと俺は別に革命のために戦ったわけじゃない。武器のストックの増加と戦闘経験の蓄積、後は金のために戦っていただけだからな。
 
 
 まあ、戦いが終わったのならこの国に用は無い。俺は車を一台無断拝借してそのまま国をでた。そして隣の国に密入国して・・・・・ちなみに国境警備隊のやつらには金を握らせたので変ないざござは起きなかった。密入国した国は海に面した国だったため中国行きの貨物船に乗り込んでそのまま中国に向かう。まあこのときも金がものを要ったがな。


そして、中国にたどり着いた俺は偽造のパスポートを入手して・・・・・・もちろんこのときも金がやくにたった。お金の力はすげーな。
 
 
 ちなみにこのとき藍幇という組織に接触したんだけど・・・・・・まああれだ、少しやりすぎたかもしれな・・・・・いや、最初は些細ないざこざだったんだけどいつの間にか派手な銃撃戦になっちゃたんだよな・・・・・・まあ俺の武器のストックの中にはミニガンとかガトリングといった武装もあるから弾幕を張りまくってたんだけど、あまり派手すぎたらしく現地の武偵や警察が出てきて戦いはドローになった。まあその後、藍幇が仕掛けてくる前に俺は日本に逃げたけどね。


 
 
 んで、やってきた日本なんだけど・・・・・・ここで金が無くなってしまったのだ。まあ、普通に生活する分には問題ないけど裏の世界で動くには心持たないのだ。とりあえず日本で色々な仕事を請けまくった。もちろん暗殺から強盗、運び屋や護衛など幅広く・・・・・・ちなみに一度だけ星伽と殺りあったが結構苦戦した。というかあいつら可笑しいだろ!どうやったら日本刀でガトリングの弾幕を全部防いだり、弓で普通に長距離を狙撃してきたり・・・・・まあ結構やばかった。
 
 
 まあそんな生活を続けて一年、俺はいつも道理暗殺の仕事を請けていた。

とっいっても仕事自体は終えているから後は普通に逃走するだけなんだけどな・・・・・・
 
 
 今、俺の前にはいきなり現れた男が1人立っていた。黒いスーツを着てサングラスをかけている。そしてその身にまとっているオーラは明らかに裏の人間ですと物語っている。
 
 
「【無限の武器《アンリミテッド・ウェイポン》】だな?私と一緒に来てもらいたい」
 
 
 ちなみに【無限の武器《アンリミテッド・ウェイポン》】とは俺の名前のようなものになっている。誰かが勝手に言い出したので定かではないが無制限に武器を出すからという意味があるらしい。


ちなみに他にも【歩く武器庫(アーセナル・ウォカー)】や【たった一人の軍隊(ワンマン・アーミー)】といった名前があるらしい。まあそんな事はどうでもいい、ちなみに俺はこの男についていく気は無いので・・・・
 
 
「嫌だといったら?」
 
 
「無理やりにでもつれて来いとのご命令なのでな・・・手足の2,3本は覚悟してもらう」
 
 
 この時点で交渉は決裂、男はスーツの内側からM93Rを引き抜いて俺に向かって構える。
 
 
「最後の警告だ。おとなしく私と一緒に来い。イ・ウーはお前を歓迎する」
 
 
「あいにくと仲良しクラブの勧誘ならまにあってるよ!!」


 
 
 言い終わると同時に俺はストックの中からM60機関銃を取り出し男に向かって構えて撃つ。男はいきなりM60機関銃が現れたことに驚いたが何事も無くその場にたたずむ。そして次の瞬間、俺が放った7.62x51mm NATO弾は男に当たる前にはじかれた。まるで男の前に見えない壁があるように・・・・・
 
 
「超能力者(ステルス)か!!」
 
 
 そう悪態をつきながら俺は男のM93Rから放たれる弾を回避する。そして再びM60機関銃を男に向かって撃つ。
 
 
「何度やっても無駄だよ。この風の盾(ウインド・シールド)は銃程度では貫けない」


 
 
 そういいながら男はM93Rを撃ってくる。こっちの攻撃は風の盾(ウインド・シールド)とかいう・・・・おそらく名前のとうり風をどうにかして盾にでもしているのだろう壁で防がれてしまう。しかし相手の攻撃はとどく・・・・・ある意味、反則技みたいなものだが・・・・・
 
 
「コイツならどうだ!」
 
 
 そういいながらM60機関銃を投げつけ、そして、ストックの中からRPG-7を取り出し男に向かって撃つ。やはり風の盾とかいうふさけた盾に防がれるが問題ない。俺はストックから取り出した二丁のH&K USPコンパクトを両手に構えてRPG-7の爆煙が漂っているところに撃つ。


ちなみにこのH&K USPコンパクトの初弾には武偵弾を込めてある。右手に構えている方には閃光弾(フレア)、左手には音響弾(カノン)を込めた。そのため、俺は二つの武偵弾が炸裂する前に耳と目を守った。そして・・・・・
 
 
 キィィィィィィィィィィィン
 
 
 耳をふさいでもかなりの音が響く武偵弾と目を閉じても光が伝わってくる武偵弾が炸裂した。俺でも耳と目を守ったのに少し食らってしまうほどの威力をもつ武偵弾・・・・・そんな武偵弾をまともに食らった男は・・・・・・・・
 
 
「目がー!目がー!」
 
 
 とのたうちまわっていた。あとおそらく鼓膜が破裂したのだろうか?耳から血が出てる。


 まあこの男の状態なんてどうでもいい。俺はH&K USPコンパクトに残ってる弾を男に向かって全て撃つ。俺の計算どうり風の盾は無くH&K USPコンパクトから放たれた弾は男の体に風穴を開けた。そして、男は絶命した。
 
 
 とにかく、俺はここを離れることにした。コレだけ騒げばすぐに人が集まってくるだろう。しかし、イ・ウーか・・・・少し調べてみるか・・・・
 
 
 
 

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