緋弾のアリア 無限の武器を持つ転生者

□プロローグV
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イ・ウーという名の組織が俺に接触してから3ヶ 月の月日が経過した。あれからイ・ウーは事ある たびに接触してきた。まあ、毎回戦闘になってる んだけどな・・・・・

俺もイ・ウーについて調べたが結構でかい組織 でなんか特殊な立ち居にいるらしいということ意 外はわからなかった。まあ、俺の戦闘力は高いけ ど交友関係やいろんな組織とのつながりが薄いの であまり深く調べられなかったというのが現状だ 。

そして、今日もイ・ウーの使者が来たのだが・ ・・・

「うん。そろそろ会える頃だと推 ・ 理 ・ し ・ て ・ い ・ た ・ よ ・ 」

開口一番に俺は思った。こいつは今までとは違 う。文字道理、格が違うのだ。目の前にいる20 歳くらいの男から圧倒的なカリスマといったもの があふれていた。

「初めまして、小さな少女 リトルレディー 。僕はシャーロック・ホームズ。イ・ウーの教授 プロフェシオン を名乗らせてもらっている」

教授?意味がわからん。まあイ・ウーのリーダ ーみたいなものだろう。

「ああ、それであっているよ」

「っ!!俺の思考を・・・・」

相手の心を読む超能力者 ステルス か?

「残念なことにその推理ははずれだよ、小さな少 女 リトルレディー 。僕は君の思考を推 ・ 理 ・ したんだよ」

「・・・・・・どういった手品か知らんがさっき から小さな少女 リトルレディー とか言いやがって・・・・虫唾が走るからやめろ 」

「わかった。なら君の名前を教えてくれないかな ?」

「お前のお得意の推理とやらで当ててみろよ」

「残念なことにそれはできないんだよ。僕がいく ら推理しても君の名前はでてこない。あえて言う なら君の名前は【名無し】かな?」

「・・・・正解だ。俺は名前が無いからな・・・ ・」

まあ正直に言うと、転生したときに自分の本当 の名前を名乗らないことに決めたからな・・・・ だからこの世界での名前は決めてないので【名無 し】ということになる。

「さて、そろそろ本題に入ろうか・・・・【名無 し】君。イ・ウーに来てくれないか?」

「断る。お前達の仲良しクラブに入る気はない」

そう言って俺はストックからM4A1カービンを 取り出し目の前の男・・・ホームズに向かって撃 つ。しかし、ホームズはまるで俺が撃ってくるの がわかっていたかのように弾丸を避けた。

「いきなりだね。だけどこうなることを推 ・ 理 ・ していたよ」

そう言ってホームズの手元が光った。

俺はその光がマズルフラッシュの光だと直感的 に感じ取り俺に向かって跳んでくる秒速300mの 弾丸を右に転がることで回避した。しかし、ホー ムズは回避する方向がわかっていたようにすぐに 俺に向かって撃ってきた。

俺はホームズが放つ必殺の弾丸を必死に回避し ながらこいつのトリックについて考える。ちなみ に俺の服は防弾服なんていいものじゃあないので 避けないと死ぬ。まあそんなことは今は置いとい て可能性としては未来でも見えているのか?いや 、それだけじゃ説明できない。それにこいつはさ っきから推 ・ 理 ・ と言う言葉をはいている。なら・・・・・・

「相手の考えてることや次の行動を推理して先を 読んでいるのか?」

「正解だよ。君はどうやら頭の回りもいいみたい だね」

「お前みたいな化け物みたいなやつには言われた くないな」

悪態をつくが状況はかなり悪い。もしこいつの 能力が超能力 ステルス なら色々と対処法があるがこいつのは単なる推理 だ。超能力 ステルス じゃあない。その分質が悪いがな・・・・・・と いうかなんだよ!推理で人が考えてる事とか未来 が見えるって、どんなけ頭がいいんだよ!!!化 け物かよ!

とりあえず俺はホームズの攻撃を紙一重で避け ながら反撃するが全て躱される。

「君の力は僕の推理を持ってしても原理わからな くてね。だけど君がどこに銃を撃つかは推理でき るんだよ」

と軽く言うがそれがどれだけ難しいと思ってい やがる!!

俺はストックからRPG −7を二つ取り出し 、両肩に構えてホームズにむかって狙いをさだめ て撃つ。そして、休む間もなくガトリングを取り 出したホームズにむかって弾幕をはる。ガトリン グの弾は全て武偵弾に変えておいた。炸裂弾 フレア 貫通弾 スピア など様々な弾を毎秒50発の早さでばらまく。ガ トリングが弾切れになるまでばらまき続けた。

そして、ガトリングが弾切れになったのでガト リングを投げ捨て、様子を伺う。煙でホームズの 生死は確認できないのでストックからP90を取 り出した構えているが、俺は今のでやったと思っ ている。いくら推理で未来が見えるとしてもあれ だけの攻撃を受けたら普通は生きてはいない。し かし・・・・・・・

「いくら推理しても今のは防げなかったのでね、 僕も奥の手を使わせてもらったよ」

煙からホームズが平然と出てきたのだ。そして 、出てきたホームズの身体はピンク色に近いよう な光で覆われていた。

「超能力 ステルス か・・・・その推理力に超能力、そして銃の腕前 ・・・・正真正銘の化け物だな」

「いや、君こそ僕に緋弾の力を使わせるとは・・ ・・・正直驚いているよ」

まあこんな軽い会話をしてるけど俺は内心焦っ ていた。恐らくこいつとこれ以上殺りあうなら命 を捨てる覚悟が必要だ。そして、戦っても相討ち がいいところだろう。決して負ける気はないが勝 ちもない。なら俺がとる選択は一つだ。

「OKー降参だ。お前達の仲良しクラブに入って やる。ただし条件が三つある。一つ目はお前達の 組織には入ってやるがあくまでも雇われとして入 ってやる。勿論、それなりの対価を要求する。二 つ目、お前達の組織の中でそれなりの位をよこせ 。三つ目、活動拠点として適当な部屋を用意しろ 。これらが守られないなら話はなしだ」

と、内心の焦りを見せないように言った。する とホームズは・・・・・・

「うん。推理どおりの内容だ。実は既に色々と根 回しは終えているのだよ」

と言ってホームズはどこからともなくアタッシ ュケースを取り出して俺に渡してくる。

俺は警戒しながらアタッシュケースを開ける。 そこにはアタッシュケースいっぱいのお札の束が あった。

「とりあえずそれは契約金だよ。一応、月に・・ ・ぐらい払う用意があるよ。あと仕事を依頼する 時も報酬を払おう。あと位だけどイ・ウーでナン バー2の位でどうだい?あと部屋だけど僕達の拠 点の部屋の一部屋を用意してあるよ。さて、これ でどうだい?」

ホームズの契約内容を聞いて俺は・・・・・・

「OKだ!これからよろしく頼むぜ旦那!!」

わずか0.000001秒でOKした。

まあ金の力は偉大って事さ!!

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