デスノート

□誘惑
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 「竜崎…僕がキラなら殺せるか?」

私のイチモツを手で包むようにして扱き舌を這わせながら言う君に私は意識を呼び戻される。その凄まじい色香に気圧される。

 「月くんはキラです…」

やっと絞り出した声は彼の質問に答えることができない。

 「でも、殺せない…欲望に溺れる世界のLなんて。まさに滑稽だね」

冷たく麗しい微笑みに私は怒りすら忘れて魅入る。

 「っく///」

彼が私のイチモツを自身の花園へと挿入する。想像を絶する快楽に思考回路が蕩けだすような感覚に陥る。

 「ぁあっ、りゅうざきぃ…」

彼も恍惚な表情を浮かべ淫らに腰を揺らし始める。

 「アッ、あっ…ぁあんっっ///」

甘美な悲鳴とともに濡れた音が響く。私は更なる刺激を求めて腰を深く押し込む。

 「やぁっ…そんなしちゃだめぇ///」

彼の体に覆いかぶさり腰を更に深く捻じ込みギリギリまで引き抜く。
背を反らせ、仰け反る彼の喉元に唇を落とす。

この喉元を私の手で掻っ切ってしまえば…永遠に私のものにできるだろうか?

熱に浮かされた思考は押し寄せる快感に滲んで焼けていく。

 「アンッ…アッ・だめぇ///」

喘ぎの間隔が狭くなり腰が痙攣するようにガクガクと震えている。
彼の腰を掴み更なる高みを目指し前立腺を激しく擦り突き上げる。私自身も限界が近付き吐息とともに喘ぎが漏れる。

 「ンっ…くっ///」

私は目を閉じ彼の首元に顔を埋め夢中で腰を振る。彼の中に欲望を全て吐き出してしまいたかった。

 「りゅ…っあ・アッ…ああっ!!」
 『殺してやる』

甘い喘ぎの中に副音声が聞こえた気がして私は一気に現実へと突き落とされた。
快感の余韻の中で絶頂へと達し私は彼から体を離した。
彼も絶頂に達しそのまま気を失ったようだ。

心の声?私まで可笑しくなってしまったのか?

事情後特有の気怠さを感じながら健やかに眠る彼の頬を撫でる。
考えを廻らしてみるものの何も解決策は浮かんでこない。

 「私が望んでいるのか?」

自問に応えるものはなく、まだあどけない寝顔に私は魅入る。


END
よくストーリーが判らないですね。私も判りません(苦笑)
まぁ、月の魅力に可笑しくなる竜崎が書きたかったはずなんですけど(汗)
また、チャレンジしたいと思います。
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