悠久の刻より





夢を見たんだ。
キミの夢を…
これでもう33076度目だ。

この手は届かないと知りながら
それでもボクは
この手を伸ばすんだ…

キミに会いたい。
キミに触れたい。

…キミと…


―――恋をしたい―――


を閉じて―――…

キミのを思い出して。

キミのを思い浮かべるんだ。

どんなでも

キミといられるなら―――…

夢にれてしまいたい。


でもそんなボクの願いは
誰に届く事もなく
夢の泡となって消えるんだ。

そんな憐れなボクを
…その掌に掬って…

最期に
お別れのキスを頂戴。


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最終更新日 2012/12/02




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