Bkts.
□WaNT
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AM09:30―
そろりそろりと、起こさないように貴方のベッドへ這いよる。
あぁ、なんて綺麗な顔立ち。(そしてあさだry)
すごく整った、かっこいい顔。ちょっとよだれがたれているところがポイント。
起こさないよう、そっとキス。
そして慎重にパジャマのボタンを一つずつとる。
あらわになった男らしい胸。
それがたまらなく愛おしくなってそこにもひとつキスを落とす。
すると貴方はんぅ、と声をあげて体を動かした。
私は口に軽くキスをし、もう少し眠っていてね、と呟いた。
やはり布団は邪魔だ。布団を剥いで、貴方のズボンに手をかける。
そうして、ズボンとパンツを一気に――
「ってえええええええええええええええええっ!?!?!?!?!?な、何やってんのあかね!?」
「ちょっとうるさいよ明久、もう1回寝てもらえる?」
「あ、ごめん…じゃないよあかね!!何してんのさ!?」
「えぇ?しいて言えば愛でてた…かな?」
はぁ、明久ってば、なんでいいところでやめちゃ―ん…
「もー、いきなりキスしないでよー…バカぁ」
「で、続きは?まさかここまでしてないなんて…?」
「しますよ」
そう言って私からちゅ、とキスをすれば、それが始まりの合図。
首筋から、全身をツーっと舌でなぞり、たどり着いたのはさっき包まれていた布をすべて剥いだ場所。
「ふふん、どのくらいもちますか、明久くん」
「ははっ…そこで喋るのは反則だと思うんだ……」
「で、どうしたい?コレ。私はもううずうずしちゃってるんですけど。」
「そうだね、僕もあかねと一緒になりたいなぁ」
じゃあ、またあとでしっかり味わってあげようか。
その前に、明久くんが欲しいので、ね。
「はぁ、もうすごく濡れてます。明久くんのせいです。」
「し、知らないよ!?あかねが勝手に」
「いれて、いいかな。うん、いれちゃお。」
「くっ……あかね…」
欲しがっていたモノがずぶずぶと、ゆっくりと入りました。
すっごく幸せ。私は明久のなんだなぁって改めて実感出来る瞬間。
このままもいいけど、やっぱ気持ちよくなりたいよね、
「んっ…はぁ……明久ぁ…」
「今日はだいぶ締め付けてくるね…それほど欲しかった?」
「…ふ、ぅっ……うん…っ…。」
「そっか、なら僕も、頑張っちゃうよ」
今まで私だけが動かしていたのが、明久も動かしてくる。
部屋中に私と明久の吐息、肌の擦れる音、水音だけが響く。
あ、もうダメかも。
「……っ、やぁ、あっ…明久、も、ダメ…っ!!」
「ぅん、僕も、…っはぁ、イきそ…」
「こっ、このまま…で、いぃ…っ、よ……」
「へへ…じゃぁ、お言葉に甘え…ようかな、っ」
ダメ、ダメ、どんどん気持ちいい波がくる。 やっ…
「………―っあ、明久…ぁ、んんっ……っ!」
「…っ、あかね…」
お腹の中に熱いのを感じた。
これが明久のだって考えると、顔まで熱くなってくる。
「明久…?」
「ん?何?」
吐息まじりで明久の名前を呼ぶ。
しょうもないことだけれど、
「大好き、だよ」
「僕もだよ、あかね。」
(2回戦、開始しようか)