新しい世界
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TK「たぶんこの時間だしみんないるかな。空は紹介しなくてもわかると思うけど、一応紹介するね」
敬浩に促され空は緊張しながらもリビングに入る。
そこにはいつもTVで観ているEXILE、三代目JSBのメンバーが揃っていた。
TVと違い、ラフな格好をしているもののオーラや威圧感は半端ない。
空の緊張を読み取った敬浩がそっと手を繋ぐ。
AT「おかえり」
MK「この子が噂の空ちゃん?」
TK「ただいま。そうですよ。可愛いでしょ?」
GN「本当可愛いですね!!.....もう喰っちゃいました?(笑)」
TK「まだこれからだよ(笑)」
空に聞こえないように剛典が敬浩の耳元で何か囁き、敬浩も小さな声でそれに答える。
HR「敬浩、紹介してくれる?」
TK「はい。この子が僕の彼女の空です。どうですか?(笑)」
『よろしくお願いします』
HR「......うん、いいね。可愛い」
上から下までねっとりと絡みつくような視線で空を観察する。
だが幸い、緊張していたため空は気付いていない。
本物のEXILEと三代目JSBのかっこよさに見惚れてしまっている。
TK「他の奴ばっか見てないで、部屋行こう?」
『え、あっごめん』
TK「あ、みんな邪魔しないでね?(笑)」
『ちょ、敬浩っ//』
敬浩に手を繋がれ引っ張られるようにリビングを後にした。