ペット
□クールダウン
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NAOTO side
監視役になったため、早めにクールダウンを終わらせようと、みんなより先にジムへ。
ストレッチをしていると続々と入ってくるパフォーマー。
NT「あれ?今日はヴォーカルなんだ(笑)」
NK「隆二っす」
NT「ふーん(笑)」
隆二ね...(笑)
RYUJI side
NT「隆二、お待たせ」
RJ「あ、お疲れっす」
直人さんが戻って来た。
NT「嬉しいの、顔に出てるよ(笑)」
RJ「すみません(笑)」
NT「風呂入った?」
RJ「はい、一応」
いくらなんでもライブでビタビタに汗かいたままじゃ空が可哀想だから。
NT「じゃあ、行こっか」
先を歩く直人さんについて行けば、辿り着いたのは楽屋からは遠く離れた1つの部屋。
ここはきっとスタッフさえ来ないと思われるほど遠い。
声、とか考えてなのかな?
NT「空、お待たせ」
ノックして扉を開け、中へと入る直人さんに続く。
そこには大きなベッドと、その上に座る空。
朝会った時と同じ服装なのに、何故か朝とは違い色気を感じ、ドキドキしてくる。
NT「隆二、脱いで。空は自分の役目だけ果たしてくれたら後は適当で。声も我慢しなくていい」
『はーい』
NT「あ、脱ぎ終わった?じゃぁ、こっち座って。えーっと、まず体位の説明します。今日はまず"キヌタ"?と"やぐら立ち"やって、そっからの"立ちバック"だって。20分ずつで、BGMに合わせて腰振ってもらいます。リズムに遅れたら直人から叱責&10分追加プラス氷風呂10分追加。うわ、まじ鬼じゃん、これ(笑)」
RJ「全然わかんないんすけど」
直人さんが鬼と言うほどだからきっと辛いんだろうけど、名前聞いただけじゃ全然わかんない。
NT「やった方が早いか。とりあえず雰囲気作りでキスでもしてみて」
RJ「なんすか、その感じ(笑)」
言われた通り、空を軽く抱き締め口付ける。
あー、服着てるしいつもと違って違和感。