ペット

□クールダウン5
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5日目にもなればバンドを付けるのは簡単で。






成長していないそれにゴムバンドを嵌め、口内で唾液を絡めるように舌を這わせれば。






すぐに大きくなり、バンドがぴったりになる。






そして顔を上げれば、"信じらんねぇ"って顔をした彼と目が合う。






OM「.......冗談」






NT「じゃないよ、」






直人がオーディオを操作してから、私の後ろに座り。






隆二の時と同じメニューみたいだから、とりあえず横になれば直人に足を上げられ。






これ、恥ずかしいんですけど。






直人の指示で私とは反対を向いた臣のものがゆっくりと中に入ってくる。






『っ...んぅ..や、おっきい...』






彼らが来る前に、中に潤滑ゼリーは入れてあったから痛みはないけれど。






全く慣らしてないそこに、成長したそれが入ってくるのは結構辛い。






しかもいつもと違う向きだからか、普段と違うところを先端が擦っていく。






OM「、すっげぇ締め付け」






NT「はい、じゃあ始めるよー」






『....っ、ん.....ンぅ...』






ストップウォッチが動き始めれば、臣もゆっくりと動き出し。






曲に合わせたゆっくりとした動きでも、中が馴染めばすぐに快感が生まれ。






『あ、やぁ...んぅ...あン...』






何度聞いても自分のものとは思えないほど、甘ったるい声が漏れる。






動きは遅いのに、しっかりと奥深くまで臣のものが入る。






OM「.......ハァ.....、」






臣の呼吸が少しずつ浅くなる。






けれど規則正しいそれは、まだ彼に余裕があることを表していて。






『....あぁン...はぁ....、んぁ...』






繰り返される抽挿に快感が全身を支配していく。






それでも、快感に身を委ねることが出来ず、必死に頭の中で違うことを考えるのは。






このクールダウンが始まったばかりで、まだまだ先は長いことをわかっているから。






今の時点で身を委ねてしまったら、イけないこの状況が辛くて辛くてとても乗り越えられないから。






私だけが辛いわけじゃない。






私が、辛いなんて簡単に言ってはいけない。






だから、我慢出来る間だけは必死で我慢する。






でも限界はすぐにやってくる。






身体は私の言うことを聞いてはくれない。






与えられる快感に簡単に屈して、絶頂を迎えることを期待して腰が揺れる。






私が動くことは許されていないのに。






『んンぅ...やぁ...動いちゃ、...勝手にッだめぇ...』






NT「大丈夫。足押さえてるから、そんなに動けてないよ」






確かに、私の腰は揺れているが、体勢的に無理があり。






角度が多少変わるぐらいで大した快感は生まれない。






それがもどかしくて。






どんどん追い詰められていく。



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