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□しろのふたがさね
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割と曖昧な知識で書いてます。
OKなひとはどぞ!


「あー、なんで新八とかこねーんだよメガネ割るぞアイツの」

坂田銀時は万事屋の仕事で歌舞伎町を少し離れた所にきて滞在場所からの散歩をしていたところ

そこにうずくまる子供がいた

「…おーい、どーしたガキ朝飯でも落っことしたのか」

その子供は顔を上げた真っ白な髪に真っ赤な目の子供だった。服装はボロボロの着物を着ていた

「…違ェよ、しかも今夕方じゃねェか」


「まぁまぁそんなこと気にしたら禿げるぞ、どーしたんだよこんなに汚してスライダーしながら坂降りたのか」 

「ンなことしねェよ…関係ねェだろ」



そこに数人の子供が通りかかり口々に化物!と叫んで二、三人は石を投げてきた

「うぉっ!!どーいう教育してんだこの村は」

目の前の少年は石に当たったようで額から血をながしている

「あー…っと、喧嘩でもしてんのか?最近のガキは怖いわ喧嘩で石投げんのか」

「違ェよ、聞いてなかったのかよ化物なンだよ俺は犬神憑きの化物なンだ!」

自嘲するように笑いながら子供は言う、キツく睨みつけて

「俺の血は汚れてんだとよ、わかっただろ」

「いや、全然」

「はァ?オマエなンなンだよ!つか、まず!誰だオマエ!」

「あ、俺?万事屋銀ちゃんでーす依頼でほかのとこから来てんだよ、自分の知ってることを周りが知ってると思うなよバーロー」

「……(イラァ」

子供は額に青筋を立てて怒っていた


「ほら、オマエ名前聞いたなら名前言うのが礼儀だろなんていうんだ」


その質問に対し子供は少し悲しそうな顔をして

「…ね、ねェよ」

「え?オマエ親は?」

「…知らね、大方こンなガキ、捨てたんだろ」

「…そうか、行くとこねーならくるか?」

すると子供は少し目を輝かせた気がしたが、

「…いらねェ、よ!」

そう言って走り去った
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