ヒバ山novels

□Only You
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※雲雀のキャラが酷いギャグ







これまで恋愛なんてこれっぽっちも興味がなかった

ただ群れて愛を囁くだけ

考えるだけでも気色悪いし

面倒くさくて邪魔にしかならない

くだらない愚の骨頂だと、確実に僕は感じていた

いた、そう過去形

そんなものに捕らわれるなんて

彼に会うまでは思っていなかった―――!!




『Only You!』





燦々と照りつける太陽

ろくに授業も聞かずに深い夢の中に体を預けている彼

ネクタイをしていないシャツの隙間から見える首筋が無防備すぎる
規則的につく寝息を出す瞬間に時折見える赤い舌
こどもみたいなあどけない寝顔はくそっデジカメ持ってれば良かった!


本当はこの機会に色んな事をしてしまいたいああもう馬鹿じゃないの
あんなガードが空いてたら危険じゃないか断じて僕が阻止するがなっ(目力で)
ちなみに色んな事と言ったらあの良いスメルがしそうな汗を「委員長。声に出てます声に」


犯罪に走りかけた雲雀恭弥の妄想を止めたのは我らが副委員長草壁である
我に返った雲雀は荒れた息を整え、前屈みになっていた姿勢を正すと、ふーっと息を吐いた


「なんこと」
「そんなしらばっくれても無駄ですよ委員長めっちゃくちゃ聞こえてましたから」
「草壁、僕も暇じゃないんだ」


できれば休み時間は彼に声をかけに行きたい(乙女か)


「(大丈夫かなこの人)用は並盛町の商店街で不良が暴れてると言うことで是非委員長の意見を仰ごうかと」
「いいよ。僕が始末するから場所教えて」


丁度良い、最近全然彼と絡めてないから(本誌参照)八つ当たりしよう
山本には部活があるから八つ当たり、基、仕事が終わって帰ってきてもまだ十分山本が此処に
来る(断定)のには時間の有余がある


と、思った僕が甘かった

苺パフェにこし餡と粒餡のっけて蜂蜜かけるくらい甘かった(やったことはない例えだよ、例え)



(これは・・・誘っているのかな。)

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