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□01:ありがと
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支度を終え、家を出る。自分の大切な主をお迎えするために。
それが、日常。
2人並んで学校へ行く。
なんてことのない会話。
いったいどんな話の流れからだったのか覚えていないほどに。
ただ、自分の言葉に対し、彼が言ったのだ。尊敬する10代目、沢田綱吉さんが。
「ありがと、獄寺君。」
その言葉が、言い回しが、今日の夢を思い出させた。
そして、その笑顔。
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