title

□01:ありがと
2ページ/5ページ

支度を終え、家を出る。自分の大切な主をお迎えするために。

それが、日常。

2人並んで学校へ行く。
なんてことのない会話。
いったいどんな話の流れからだったのか覚えていないほどに。

ただ、自分の言葉に対し、彼が言ったのだ。尊敬する10代目、沢田綱吉さんが。

「ありがと、獄寺君。」

その言葉が、言い回しが、今日の夢を思い出させた。

そして、その笑顔。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ