情緒が不安定で絶えずイライラしており、突然怒りを爆発させたり、激しい絶望感に苛なまれたりします。
他人に見捨てられる事を異常に恐れます。
待ち合わせの相手が数分遅れるだけで激怒したりもします。

一度会っただけの人を自分の中で理想化したりもしますが、相手が自分を受け入れない事が分かると途端に相手を非難、攻撃するようになります。
この障害を持つ人は自我が不安定で、今まで進んでいた道(学校、会社等)を退学、退職したりと、行動や目標を突然変えたりしてもしてしまいます。さらに、過食、浪費、薬物乱用、等自分自身を傷付ける衝動性を示し、自傷行為等を繰り返したりもします。
患者分類として75%を女性が占めます。幼児期の母子関係の不全が影響され、青年期から成人期早期には慢性的な不安定が続き、自殺の危険性もありますが、加齢と共に安定してくるのが一般的とされています。
※境界性人格障害は思春期の人が一時的になる場合があり、長くて2年程で症状が終息する人もいるとも言われています。

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