09/09の日記

08:17
『死紅焔(シコウエン) 』【政幸】
---------------
【→BASARA*政幸】

***









『死紅焔(シコウエン)』











紅蓮の焔に身が焦がれる
じわじわと蝕み
黒く残る塊





何がこんなに
 苛立たせるのか

何がこんなに
 嫌なのか

何がこんなに
 悲しませるのか



分からない。



求めているのか
殺してしまいたいのか

愛しているのか
憎んでいるのか

それすらも
わからない。



ただ
手をのばしたい
ぬくもりに身を寄せたい
腕(かいな)の中に優しく閉じ込めてしまいたい



クルクル変わる
紅き華の表情

ふつふつと
燻る黒い炎



紅蓮の焔に捕らわれて
残されるのは…
一体何か?






とうに
後戻りなど出来ない

最早
紅蓮の焔に
身も心も囚われ
燃え尽きるのを待つだけなのかもしれない。









   終。

***
【※古い物なので、コメントは直さずにアップします。】



…必死の攻防(笑)
政宗が幸村に抱いてるのは一体何だろうか?そう考えた感じで。
きっと薄々気付いているでしょう。
幸村への愛しさを。
そんな感じです。





.

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08:13
『半魂(ハンコン)』【政幸】
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【→BASARA*政幸】

***














アナタが
亡くなってしまったら…






世界の全てに絶望するだろう















3.『半魂(ハンコン)』















暗い暗い闇の中で
光続けていた灯り





その灯火が消えて
また自分は一人になった。





強い強い孤独。
相手を渇望する躰。
優しく響くアナタの聲。



大切なアナタを
守りきれなかった弱い自分…

何で駆けつけてやれなかったのだろう?
あの時、嫌な予感がしたのに…












あの時、
確かにこう思った。














『アノ人ハ死ヌワケナイ』















とても強いアナタを
知っているから。










何度も戦場で
何度も稽古で

蒼い剣と紅い槍を
愛おしむように
交え合わせた…

唯一認めた
好敵手…

そして…
何よりも大切な人だったのに…
















失って…
初めて気付く。

どれだけ
アナタが自分の心を
占めていたのか
















もう…





痛みは感じない。

涙も流れない。

壊れてしまった。
耐えられなくて。





アナタを失う以上に
辛い事はないから。


















誰かが言った。











狂っていると。
イカレていると。












あの時から
歯車は抜け落ちて
表情も心も真っ白になった。












笑う事も出来ない
泣く事も出来ない
怒る事も出来ない















アナタが
目の前から消えてから

全てが灰色に見えます。



それは奇妙で
アナタが魂を半分だけ…
心と連れていったようで…
















亡くなって尚、
どこかでアナタといるような
錯覚がつきまとう。

















それは…









狂気故に―――…?
















***
【※古い物なので、コメントは直さずにアップします。】

…政宗だか幸村だか分からないです。
両方ともかな?うん。

二人に通じるよね、うん。(おい)

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08:10
『蒼穹の龍』【政幸】
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【→BASARA*政幸】

***









『蒼穹の龍』










広く広く
大地を包み込むような
大空





戦の中を
電光石火のように動く
蒼い羽織り。



それは、
まるで…
雷のようで
嵐のようで



蒼い空をくるくると彩る
天候のようで…











目を離せなくなった。










壮大な蒼穹と
深紅い屍を背にして尚
存在感を強く強調する相手
異国の言葉を流暢に使う人



蒼穹よりも深く
鮮やかな陣羽織を纏う彼の人



それは…
紛れもなく

“竜”

と呼ばれている人だ















『……奥州筆頭……独眼竜………伊達政宗………』

ぽつりと零した言葉に相手はニヤリと笑った。





躰を敵の返り血で紅く染め上げた竜…
深紅によってより一層蒼が引き立てられている竜…





漆黒の隻眼に見つめられて
魂を絡め取られてしまったような気がした










End


***
【古い物なので、コメントは直さずにアップします。】

…シツコイようですが、うちの所の蒼紅は一目惚れです。

戦場で互いの立場を忘れて見つめ合う2人〜♪

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08:07
『曼珠沙華のようなアナタ』【政幸】
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【→BASARA*政幸】

***









『曼珠沙華のようなアナタ』















血のような深く…
鮮やかな真紅―――…















戦場に咲く
美しい一輪の華―――…















曼珠沙華のような
戦装束を着
敵の返り血に微笑む















その姿にゾクゾクする
あまりの綺麗さに…















オレが一度前線に出れば
必ず紅玉は追ってくる














奴はオレの首が欲しいから…
















お前の手で
生命の灯火が消えるまでに
堕としてやる…

















その眼にオレだけを
求めて…
写すように…




















『…なぁ、オレとアンタで賭けをしようぜ?…真田幸村…』



















***
【※古い物なので、コメントは直さずにアップします。】

…うちの政幸は互いに一目惚れ設定デスヽ(´ー`)ノ

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07:55
『Bloody tears 』【ネーナ】
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【→G00*【1st】ネーナ】

***












【Bloody tears】
         ーチノナミダー














ねぇ、、、










なんでアンタが生きているの?



















ヨハン兄は死んだのに。

















ねぇ、、、










なんでアンタが生きているの?




















ミハ兄を殺したくせに。















人殺し。
ヒトゴロシ。










ネーナの大切な人を。
奪った癖に!















ナンデアンタガイキテルノ?















…ねぇ…





ヨハン兄…
ミハ兄…





…ネーナは一人ぼっちだよ?










此処は…



寂しくて
怖くて
寒くて
恐くて
つまらなくて…










…孤独だよ?















ネーナは覚えてるよ。





ヨハン兄とミハ兄と一緒にショッピングした事。
ヨハン兄の食べてたスイーツ、美味しそうだから一口頂戴って言ったら、優しく微笑みながら食べさせてくれた事。
遊びに行きたいって泣いてたら、任務だから仕方ねぇだろってミハ兄が大きな手で頭を乱暴に撫でてくれた事。

そして兄々ズの幸せな笑顔を。


















…私は許さない。














アイツを。












ヨハン兄の笑顔を奪ったアイツ。
ミハ兄の希望を奪ったアイツを。









許してなんかやらない。



















アイツを。










アイツを育む世界を。





世界と言う名の全てを。














許さない。
赦さない。
ゆるさない。
ユルサナイ。










「みんな…死んじゃえば良いんだよ」










憎い。
憎いの。
















…私の全てを奪ったから。
世界の全てを奪ってやる。














壊して。
徹底的に破壊して。
二度と再生出来ないように崩壊させて。





世界を滅亡させてやる。














ヨハン兄とミハ兄以外に優しい人を私は知らない。
ヨハン兄とミハ兄のいない世界なんて、必要無い。















「アハハハハ!!!!!!」










…待ってて。

ヨハン兄。
ミハ兄。

今ネーナが復讐してあげるよ。














兄々ズの平和を壊したアイツに。
トリニティ(私達)に優しくなかった勝手な世界に。















トドメを刺して上げるから。

















「絶対に許してあげないんだから…!」










イラナイ世界。
私が壊す。
復讐の為に皆を殺すの。
















世界を真っ赤に染め上げて。
蒼穹の青が眼に染みる程に深紅になるの。

そして、無垢な…
月光の白青淡に照らされた
夜闇に浮かぶ尊い砂浜のような白になるの。






無垢で冷たい純白に。
深淵の漆黒の闇に飲み込まれる、絶望の白雪に変えるの。














   世界を。















「寂しいよ、にぃにぃ…」



















一筋頬を伝い流れたのは、
 深紅の…

  血の涙―――…。
















了。






***
【※古い物なので、コメントは直さずアップします】

アイツはサーシェスの事。
ネーナにとって世界はもういらない。
ヨハン兄とミハ兄のいない世界は灰色。


…ネーナ…こうならないことを祈りたい…。
…なりそうで怖い末っ子…orz

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07:53
『parting』【ミハヨハ】
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【→G00*【1st】ミハヨハ】














…もしもあの時…
ネーナだけではなく




ミハエル…
お前も中にいるように言っていれば
生きていてくれたのだろうか…















撃たれた
傷は痛く無かったか?




亡骸さえ抱き締める事の出来なかったこの身が憎い…











世界が平和になったら
争いが無くなったら



共に静かな土地で
小さな幸せを求めていれたのだろうか



















もう少し
冷静でいれたのなら

もう少し
こんな切迫した状況でなければ…




あんなミスはしなかっただろう…





















ごめんな…
ミハエル…



何もしてやれなくて。
















そして…
…有難う…










こんな兄である自分の弟になってくれて















敵を討たなければいけないのに





















もう…


























アインは動いてくれない…





































優しく
無邪気に愛してくれた
お前に花一本も手向けられない

















散り行く命
燃え尽きるこの躰…























せめて。
























せめて…



























お前の隣で眠りたかった

































『…ミハエル…』

























26年生きてきた中で
一番呼んだ名前












大天使ミカエルから譲り受けた
気高き御名(みな)















大切な
愛している者の名前
























薄れた意識の中で
ただあなたといれた僅かな幸せな時間を思い出しました。


























『ごめんなさい…』





















素直に“好き”と言えなくて



























ずっと隣に居たかった






























狂わないでいれたのはあなたのおかげだったから…




































…もしも次に生まれ変われるのならば―――…














平和な世の中で
争いの無い幸せな世の中で












また兄弟として
恋人として
出逢いたい…






























『何時かまた…』


























会えますように。




















その微笑みに
その愛情に
その憎まれ口に























人は死んだらどこに行くのだろう?


























せめて…
同じ場所にいけたら良いのに…












…今からあなたの元へ行くのだから…






















一杯…




今度こそ
伝えなければいけない…

















どれだけ…
アナタが必要だったのか…





























『今から行くから…』



















アナタの元へ。




























だから…




















どうか





















待っていて下さい。
























     終。



**
【※古い物なので、コメントは直さずアップします】


…3人組、絶対に死ぬからわかってた。
分かってたけど…!

あれは酷いっ。



ミハエルが撃たれた時のヨハンの反応に本気で泣きました…

エクシアがもっと早かったら…

にぃにぃ達は助かっていたのに…




…せめて二人で逝けた事が救いです。

生まれ変わっても二人で巡り会えますように。
心から祈っています。
安らかに…。





題名の『parting』は『別離』と言う意味です。

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07:51
『abyss darkness 』【ニルアレ】
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【→G00*【1st】ニルアレ】
***











たった独りぼっち
暗い暗い闇の中に居た時に




















光をくれたのはアナタでした






























ティエリアを守る為にアナタが盾になった事は近くにいたので知っていました。
自分を省みず人を助けるアナタはとても優しい事も。
流石アナタだと思いました。








もう少し
ほんの少しでも…
僕が強かったら…
僕の技術力が伸びていたら…






ティエリアを助けに
暗黒の星の海を駆ったアナタを













助けられたのかも知れない




















みんながプトレマイオスの中に収容されて、僕は直ぐにデュナメスの元へ…
愛しい人の元へと走りました。








ストレッチャーの上に横たわる大切な人。
見た瞬間、全身の血が引きました。
それば絶望と恐怖がない交ぜになって、真っ黒な物が背筋を這い上がってくるようで…。
悪寒に震えながら、必死にそれを耐えて…。

「ロックオン…!お願いだから…目を開けてっ…!!」
駆け寄って覗き込んだその顔は青白い。
悲痛な聲は明るいコンテナの中にただ虚しく響く。



意識の無いその躰。
何も言ってくれないアナタ。
ひび割れたメット。
血まみれのパイロットスーツ。



アナタが何時ものように名前を呼んで
アナタが何時ものように頭を撫でてくれないだけで
不安なんです。

アナタが何時もと違うだけで
僕の心は壊れてしまいそう。

「お願いだから…独りにしないでぇっ…!!嫌だっ…嫌だぁっ!!」




























これが…
今まで犯して来た罪の代償なら





















裁きだと言うのなら…






















何故この身を裂いてくれないのか。





























彼は…
アナタは…
誰よりも優しかったのに…
両手を血で染め上げても、何時でも生きている人の事を案じているのに…





「裁くなら…僕を裁けばいい…彼を…ロックオンを連れていかないで…!」





















贖罪でアナタを救えるならば…





















喜んで
この躰を
この血を
この肉を
この魂を
代償として捧げます。




























両手を血まみれにして
大切な命を奪ってきた僕がお願いするのは可笑しな事かもしれない
でも…




「お願いだから、彼を…」



























 彼を助けて下さい。


























彼が居ないと
僕は…






また…
真っ暗な闇の中に…




















今度は
今度こそは
救いようのない
憎しみと怒りの渦巻く混沌の闇へと墜ちてしまう。





人を殺めても罪悪感など芽生えない光の届く事のない、深い深い深海の闇へとたどり着いてしまう。

大切な人を奪った者への凶悪な衝動。
導かれるまま、狂気へと誘われてしまうだろう。
























それは…




















ただ独りぼっちで
魂の消滅を待つ事。






























だから、どうか―――…


























僕の命よりも大切な大好きな人。
知らなかった『愛』を教えてくれた人を…。






























僕の太陽を
どうか奪わないで下さい。



























      終



**
【※古い物なので、コメントは直さずアップします】


混乱したままやりましてuu
何が言いたいが分からなく…;
兎も角、衝動的にできました…。


暫くしたらロックオンは目を醒まして、傍らで泣いているアレルヤの頭をなでなでしてくれます。
「オレは大丈夫だから…泣くなよ…」
「ロックオン…!」
って展開を期待して!
兄さん…生きてるから…。
絶対…生きてるからっ!



『abyss darkness』は『深淵の闇』って意味です。

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07:47
『郷愁』【高杉】
---------------
→銀/魂*高杉

***









『郷愁』








黒い獣が啼き
泣き止むまで
共に歩こう










『郷愁』











大切な物は
手から滑り落ち
何もかも無くなった





助けたかったのに
助けられなかったモノ





自己を犠牲にしても
守りたかったモノ





結局
手元に残らず
砂のようにさらさらと…





美しかった思い出が
血にまみれ
汚され



鮮やかだった思い出が
風化し
色褪せ



忘れたくないのに
忘れてしまう





だから…




だから…





絶対に忘れないように
消えない傷を
自己に刻み込んで…





孤独に生きれば
大切だったモノは
ずっと心(ここ)にあるような気がしたから





だから
許せない

大切なモノを奪った世に
ドス黒い感情を押し付ける















黒い獣は啼く

助けて下さいと
声にならない声で
泣き喚く





忘れなたくないから
孤独に生きて





許せないから
全てを消して
何もかも無になればいいと





でも…
誰かに触れたくて
誰かに救って欲しくて
誰かに気を許したくて





たった一人で耐えていたのに…




与えられた灼熱が
抱きしめてくれた人の腕(かいな)が
優しくて
温かくて



忘れたくない
あの時を
鮮明に思い出させてくれたから




あの
優しい手を思い出して





懐かしくて
懐かしくて
あの頃に戻りたくなって





止める事が出来ない
渇望した衝動が

傷だらけの
心と
躰を
駆け抜けて





全てを
潤し

内に秘めた
寂しさと
悲しさを
鮮明にしていく





知らず知らず
暖かい雫は頬を伝い
全てを受け入れるように
地に吸い込まれた





もう啼く必要は
自己を傷付け貶める必要は
どこにもないと



そう言われた気がした―――…





      了



***
【※古い物なので、コメントは直さずアップします】

…まいどまいどですが、水晶龍にアップしたやつです。
高杉って…カオスですよね〜(私も友人に『カオス』ってよばれました(笑))
でもそんな高杉が大好きですけど(笑)

しっかし、高杉…詩ぃかくと果てしなく黒いわなぁ…uu

ま、しゃぁないよね…uu

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07:44
『弓張月〜下弦の月〜』【幸村】
---------------
→BASARA*幸村

***















『弓張月〜下弦の月〜』





一陣の風が
脚を引き留めた










ふと紅玉を空に向け
青白い下弦を見やる



冷たく鋭利な月
威厳を纏う冷淡な月

彼の人を思い出す。










褥の中の優しい腕(かいな)
愛に溢れた睦言

燃え盛る
紅蓮の焔すら
連れ去られてしまった

きっとあの時に。

孤高の竜に
浚われ
喰われ
虜にされてしまったのだ。










視線を落とし
目の前の池に目を留める





闇夜の泡沫
水面に揺れる弓張月





ゆらゆら揺れる
移り月

まるで
己の心のように
波立っている



この気持ち
自分には分からない



彼の人が
何を伝えたかったのかも
分からない



青龍は
遠く離れた彼の地に御座す

手の届かざる相手。










月を見て
痛くなる

心が締め付けられる

痛くて
痛くて
切ない

痛くて
痛くて
悲しい

痛くて
痛くて
たまらない

新月のように
ぽっかりと心に穴が空く

冷たくて
寂しい

痛くて
怖い

恐くて
狂おしい

弓張月が
いずれ満ちるように
この心も
満ちるのだろうか…?





「政宗殿……某は…」





この気持ちが
一体何か知っているのは
彼の人だけ



闇夜を淡く照らす
下弦の月―――…





終。










***後記***
【※古い物なので、コメントは直さずアップします。】


ダテサナ風…ってか、幸村がまだ政宗に対する気持ちが良く分かってない感じです〜。
…うちの所の幸村はシリアス多いなぁ…uu

え〜。

下弦の月…三日月を見て政宗を思い出した幸村。(ありがちネタですいませんuu)
自分が政宗を好きって言うのを自覚するちょっと前って感じですかね〜。(うすうす分かってきちゃってますけどuu)

…何か、政宗は幸村が自覚するまで待つつもりだったんですが、色々あって政宗がぷっつん!強引に幸村を食べてしまった訳何ですが、優しく愛しく可愛がった(用は甘々)ようで…。(ホッと一息)
でも躰の関係が先ってどうよ!?(どうよ!?ってアンタ…)
あんまり感心しないけど、この二人の場合は仕方ないよね〜(笑)ですませられると思ってますんで!(おい)

…幸村は自覚するまで長いけど、自覚したら後は政宗にとことん尽くすと思ってるんですが、どうなんでしょう?

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07:38
『dazzlement』【アレルヤ】
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→G00*アレルヤ【1st】

***











闇の中
溶ける紅



躰を包むのは
半透明の深紅





人は生まれて何処へ行く…?
人は死んで何処へ行く…?



人で無い物は…?
化け物は…?



鏡合わせのもう一人。



真実はどちら?



僕は誰?
オレは誰?



どっちが本物?



温かい紅の中で膝を抱えて考える。



血まみれの君。
真っ白な僕。



正当な君
不誠実な僕





恐怖
絶望
狂気

夢なんて
希望なんてない…



君が君である限り
きっと…
僕は僕であり続けるのだろう



一つの躰に
二つの魂



不完全な僕と
完璧な君…



解け合えない魂だから
混じり合えない
水と油のように永遠に解け合えない。



解け合えないのなら…
消えてしまえば良い



君が居なくなるなら
僕も居なくなる



真っ暗な闇の中
紅い水面(みなも)の上に立つのは
どの人か…










       了



***
【※古い物なので、コメントは直さずアップします。】

ハレアレ。
どっちが本物でしょう〜。

突発でしたuu
アレルヤが怖い人になってしまいましたuu(おい)



…アレルヤの名前って…本名なんだろう?と思ったんですが…
CBに拾われる前は…普通にE57だったのか…?uuとuu

処分されて直ぐに拾われたからそう言う事になるのかな…。(悩)


…ロックオンって、公式でアレルヤが強化人間だったって知ってましたっけ?(おい)

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