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□暴走〜やがて・・・(沖×由)
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なあ沖?」
「何?由太郎」
「こんなところに呼び出して、いったい何の用だ?」
「・・・・・」
「・・・沖?」
ここは放課後、しかも部活が終わったあとの体育館倉庫。
当然ながら人ひとりいないし、もしいたとしてもこんな所には来ないだろう。
「由太郎・・・」
「?・・・うわ!?」
僕は由太郎をそこに押し倒した。
下には何も敷いていなく、少し広い空間。
結構痛かったのか、由太郎が顔をしかめる。
「〜った・・・って何すんだよ沖!!」
「何って・・・見てわかんない?・・・“あれ”だよ」
「あれって・・・っ」