銀色
□哀しい歌
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なァ、おめェにはどう映ってる?
溢れる涙が頬を濡らす
その度に君が浮かんでは消えていく
涙が雫となって落ちていく程に胸が鈍く痛むんだ
君が好きで好きで仕方なかったんだと、そう感じるには充分な痛みは、ぐるぐると輪を描いて更に激しくなる
君を見ると、どうして良いのか分からない
声をかけて良いのか、笑いかけていいかすらも…
あァ、君が居ない
君は俺の近くには居ない
そんな事最初から分かってた筈なのに
俺はまだこんなに君が好きなのか………
悔しく虚しい自分は宙に舞う
(俺ァどうしらいい?)