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□第2章
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気が付けば、不思議な場所に立っていた
詩「ここ、どこだろう…」
辺りを見回しても何も見えない
真っ暗な空間、でも、不思議と恐怖感は無かった
コツコツ
詩「!誰?」
弁「おや、あなたは確か…」
詩「詩紋です。流山詩紋。あなたは、弁慶さん…でしたよね」
弁「そうです。しかし、ここはどこなんでしょう…。気が付いたら、ここにいたんですが…」
詩「僕も…」
その瞬間、まばゆい光が辺りを照らし、同時に声が聞こえた
「地の朱雀よ…神子と共に、この場所へ…」
2人の目には、一瞬だけある建物が見えた
そのすぐそばに、位の高そうな少年がいたのを見ると、その映像は消えてしまった…