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□第3章
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あ『そうなんだ。どっちかっていうと、友雅さんタイプなんだ』
花『翡翠さんにも似てるかな』
望『とにかく、1番意外な組み合わせだよね。他に意外なのは…』
あ『泰明さん』花『泰継さん』望『先生の所かな』
やはり、自分達の八葉の事をちゃんと分かっているようで、3人の意見は一致した
あ『すごく仲がいいってわけじゃないけど、大抵一緒にいるもんね』
望『そういえば、イノリ君って、先生の事どう思ってるのかなぁ』
あ『え?』
望『なんか、偶然2人が一緒の所を見かけたんだけど、ちょっと辛そうな顔してたんだよね』
あ『…イノリ君は…鬼の人が嫌いだったんだ』
花望『え?』
あ『色々あってね。初めてあったころは、すっごい憎んでたの。今でも吹っ切れてないんじゃないかな』
花『でも…、詩紋君も…』
あ『うん。最初は一方的に嫌ってた。けど、ちょっとした事件が起きて、それが解決した後は、本当に嫌いだったの?って感じに、すっごく仲よくなってったんだよ』