11/05の日記

19:38
あなたしかいらない/友僕
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「僕様ちゃんは、いーちゃん以外いらないんだよね」

「は?」

突然なにを言い出すのだろうかこの小娘は。

「友?」

「いーちゃんが居ない世界なんていらないんだよね」

……どうしたんだコイツは。

「玖渚さん?」

「いーちゃんが居なくなったら、世界は終わりなんだよ」

にっこりと無邪気に笑ってとんでもないこと言ってやがる。

「……戯言だね」

「そうでもないんだよ」

「………」

一体玖渚に何があったんだ…。

「今日、いーちゃんが居なくなる夢を見たんだよ」

ああ

「絶望して、飛び起きた」

こいつは

「世界がなくなったと思った」

そんなことで

「ぜーんぶ、壊しちゃおうかと思ったんだよ」

「馬鹿だなぁ」

「うに」

「僕は居なくならないよ」

玖渚から離れたいと思ったとしても、絶対に離れられないし。

「うにー、いーちゃん大好きなんだな」

「…戯言だよ」

僕に抱きついて、‘大好き’と言う玖渚を見て、僕はため息をひとつついた。



嗚呼、僕は今日もこいつに逆らえない。



END

++++++
両想いと見せかけて実はそうでもない友僕(ぁ
彼方が書く玖渚さんは独占欲むき出しになってしまいます…
もっとピュアな友ちゃんを書きたい!(ぇ
いーたんは、まあ……えへ(意味不

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