11/19の日記

23:23
会いたい/零←僕
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人間失格がこの町を離れてから、僕はむしょうにに彼のことが気になって仕方がなかった。
別れ際に、もう会うことはないだろう。会いたいとも思わないだろう。と言って別れた筈なのに。
今頃、あの殺人鬼は僕が行きそうにない場所で人を殺して解して並べて揃えて晒して居るのだろうか。
何故、会いたくなるのかはわからないが、きっと、僕は鏡と向き合う気になったのだろう。
話す事などないのに、会って話がしたいと思った。

人間失格に会いたいだなんて、厄介事に自ら首をツッコんでいるようなものだ。
それでも、会いたいと思ってしまうなんて僕らしくない。

あの殺人鬼の言葉を借りるなら、まさに傑作だ。

END
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クビシメロマンチストが終わったちょい後くらいを考えてみた話。
なんていうか…ありえない(笑
零崎くんにむしょうに会いたいいーたん。

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