12/05の日記
17:13
知らないいらない/零←僕
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「なー、いーたん」
「なに」
「ちょーと相談のってくんねぇ?」
「…恋バナ以外ならね」
こいつにも悩み事があったのか。
悩み事なら聞いてもいいが、相談にのれっていうのは苦手だ。
だから?
どうして?
僕からでる言葉はそんなところ。
ボキャブラリーが少ない訳ではないが、どうも苦手だ。
「あのさー、俺、舞織が学校休んだときにノート取ってやって、渡してあげたんだよ」
「へぇ」
胸が少し痛んだような気がした。なんて女々しいだろうか。
ずっと、一緒にいて、楽しく友達していたのに、急に、こんな話…。
寂しい。
悲しい。
苦しい。
この気持ちは何?
置いていかれて悲しい。
置いていかれて寂しい。
なんで苦しいの?
「だから、恋バナは…」
無理だよ。
そう言い終わる前に僕はその場を去った。
零崎が何か言っていたような気がするが、知らない。
寂しい。
悲しい。
苦しい。
この気持ちは何?
こんな気持ち、知らない。
こんな気持ち、いらない。
END
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学園パロ。
乙女いーたん(ぁ
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