12/12の日記

23:11
はじまり/兎僕
---------------


「君は、玖渚友のことが好きかい?」


嫌いだろう?と言う質問ならばなんどもうけたが、好きかい?と言う質問はそう何度も受けていないので少し驚いた。

「友人としては好きですよ」

まあ嫌いではないのだから好きなのだろう。
そう思ったのでそう答えた。
嫌いだろう?と聞かれると困るけれど、逆に、好きかい?と聞かれると直ぐに答えれるものだ。

彼はその回答を聞いて、至極嬉しそうな顔をして口を開いた。


「どうやら俺は《死線の蒼》以上に君が気に入ってしまったようでね」


「……はあ」

僕を気に入るなんて変わってるな。
流石、兎吊木該輔だ。
普通の人と一味違う。

「どうだろう、俺と付き合ってみないかい?」

は?気に入るってそう言う意味ですか?
僕の思考は、フリーズした。

しばらく停止したままの僕を見て、それを無言の回答と受け取ったのか、兎吊木は僕の手をとり、それはそれは嬉しそうに、今日からよろしくだの言っている。


そうして、兎吊木該輔と僕、戯言遣いの奇妙なお付き合いが始まったのだ。
END
+++++++
兎僕練習。
なんか色々ごめんなさい(ぁ
きっと後から両思いになるんですよ!!(ぇ

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ