12/15の日記
17:16
居眠り/零僕
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「いーたん、さっきの授業寝てただろ」
ニヤニヤと笑いながら零崎は僕にいった。
確かに寝ていたが、何故違うクラスの零崎がそれを知っているのだろうか。
疑問に思っていると、零崎は僕のおでこをトントンとつつき言った。
「あと、ついてるぜ?」
「………」
僕はおでこをばっとおさえた。
これ以上、おでこを晒して歩くことなどできない。
「いーたん可愛い」
「うるさい」
「いーたんラブリー」
「黙れ」
僕はおでこをかくしながら教室へ急ぐ。
しばらく僕と歩いていた零崎は立ち止まり、振り向くと、あきれたように言った。
「いーたん、次は寝るなよ」
それだけ言い、僕の横を通り過ぎて去っていった零崎に僕は顔を赤くする。
「去り際に何言ってるんだ…サボりめ」
‘いーたんの可愛い寝顔、そんな簡単に晒すんじゃねーよ’
……まったく、恥ずかしい奴と付き合ってしまったものだ。
僕はチャイムがなるまでその場でかたまっていた。
END
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零僕学園パロ。
ちょっとあまくなった(ぇ
授業寝たらおでこにあとつくんだよ。って話です(ヲイ
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