12/17の日記

23:38
好きなんだ/零僕
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零崎は、
真面目な顔で

真面目な声で

真面目に僕に言った。

「俺、いーたんが好きだ」

友達じゃなくて

親友でもなくて

コイビトになりたい。

そう言った。

僕は迷わずOKした。
零崎のことは好きだったし、友達の延長線だと思ってOKした。
同性だとかは気にならなかった。

友達の延長線だと思って付き合っていたのに、今、屋上で零崎に組敷かれている。
深く口付けられ、腰が砕け抵抗もできない。

「ぜろ、ざきっ……」

「いーたん、俺我慢できない」

そう言って僕の服を脱がしにかかる零崎。
抵抗するが、零崎にはまったく効かない。

「いーたん、好きなんだよ」

酷く泣きそうな顔で、僕を組敷いた零崎は呟くように言った。

「僕も好きだよ」

即答すると零崎は、首を振って、じゃあ今からする事、ぜんぶ受け入れてな?と言った。
止まっていた手が動き出す。

「零っ…んんっ」

口を口で塞がれる。
嫌だ。とは言えない。
好きだったら抵抗するな。と零崎が言ったから。

嫌だと言ったら、僕らのこの関係を表す言葉も戯言になってしまうから。

「ぜろ、ざき」

「いーたん好きなんだ」
そう繰り返す零崎を僕は受け入れる。

いつしかそれは、義務的な行為になっていた。

END
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学園パロ。
学校で何やってんだお前ら(笑
鬼畜とヘタレが1:2な人識くん。
零僕なようで零→→←僕

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