12/29の日記

20:55
幸せな時間/志人僕
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「なあ」

「なんだい志人くん」

「好きだ」

「………」

きっと今、僕の顔は赤いだろう。
何を突然。と軽くでもいいかえせないのが悔しい。

僕だけ赤くなるねはムカつくので仕返しに言ってやる。

「ぼくも、すきだよ」

とっさの仕返しとして言ったのは良い。
うわ…言い終わってからが恥ずかしい。
志人くんも僕も顔を赤くして、二人そろって茹で蛸状態だ。

「なあ」

「なに」

「すっげーすき」

そう言って志人くんは僕をすっぽり抱きしめた。
くそう…年下のくせになんでこんなにかっこいいんだ。

とりあえず僕は抱きしめ返す。

「…かわいいな」

志人くんが耳元で囁いてくる。
うわ、恥ずかしい…。

「志人くんはかっこいいよ」

あ、かたまった。
やっぱりかわいいな。

「なあ、俺ら恥ずかしくねえ?」

「すごく恥ずかしいね」

そう言って二人で笑いあった。

そんなとても幸せな時間がゆっくりと流れていく。


END
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甘々ほのぼのな志人僕。
うわーはずかしいやつらがいるー(ぉい

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