01/15の日記

22:36
手に入れたのは愛しいあの子/ハボエド
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「よ!大将」

「あ、小尉!」

パタパタと俺の元へかけてくるエドの頭をワシャワシャ撫でる。
エドが、背が縮む!と叫んだので撫でるのをやめた。

「久しぶりだなー」

「何ヶ月ぶりくらい?」

「…4ヶ月くらいか?」

「うわー、大佐なんか言ってた?」

エドは渋い顔をして大佐、と言った。

チクリ、胸が痛んだような気がした。

「大佐は、変わらず鋼の鋼のうるさかったぞ」

「そっか、」

エドが、小さく微笑んだのを俺は見逃さなかった。
やっぱり、俺は兄貴止まりなのかねー。

「大将」

「ん?」

「大佐と俺、どっちが好き?」

エドは赤くなって、あーとかうーとか唸って、最後にぽそりと言った。

「小尉の方が好き」

「は?」

予想外の答えに、ぽろりとタバコを落とす。

うそだろ?

嬉しすぎるだろ。

「エド、」

「俺っ、報告書があるから!」

エドは赤くなった顔を隠すようにそっぽを向いて、走り去った。

「っ…やべぇ」

しあわせすぎて、死にそう。

その場にへたりこみそうになったがそれでは、他の人に迷惑になるのでこらえた。

「軍人がこんなにへたれでいいのか」

へたれがどうこうは置いといて、とりあえず、エド溺愛の大佐をどう撃退するかだ。

「大佐相手でも、あいつだけは、渡せない」

だって

はじめてみたときから好きだったんだ。

弟みたいでほって置けない子が、いつのまにか好きな子になっていて

大佐と付き合ってると思ったから身をひこうと思ったのに。

手には入ってしまったら。

「絶対手放せねぇ」




ハボックはこの日、大佐撃退を誓った。


END
+++++++
マイナー上等!
ハボエド好きです(ぉ

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