02/01の日記

19:58
君といられるなら/友僕→←零
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好きだよ

君の事が世界で一番好きさ

でも

僕と君は一生結ばれない。

僕は玖渚のもので

君は君のものだ。


「どうして」

「どうしてだろうね」

いーたんは顔を歪めた。

「さあ、一世一代の告白は終わった」

「さよならだ人間失格」

いーたんは吐き捨てるように、泣きそうな顔で言った。

ああ

俺の

俺達の恋は

想いが通じた途端に終止符を打った。

「んなの、」

「はいそうですね。なんて言うわけないだろ」


「そうかな?」

君も僕も面倒な事は嫌いなはずだから、普通ならはいそうですね。で終わる筈なんだけどな。
いーたんは、無表情に言う。

なあ欠陥

もし、俺とお前が対じゃなかったら

今、どんな顔してたよ?

「いーたんが一世一代の告白をしてくれたんならお礼しなくちゃな」

「なっ」

かははと笑いながらいーたんの腕をひき、噛みつくようなキスをおくる。

「一緒に逃げよう」

「誰の手の届かないところまで」

「俺はいーたんがいればそれでいいから」

俺は手をさしだした。
正直、手をとってくれると思わなかった。
いーたんは意外にもすんなり俺の手をとった。

「そうだね僕の大好きな人」

「君と逃げられるなら」

「君といられるなら」



世界を敵にまわしたっていい。


ずっと2人で静かに暮らそう。


END
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友僕→←零な零僕。
愛の逃避行(ぇ

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