02/18の日記

22:47
和を以て貴しとす/零僕
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「和を以て貴しとす。と昔の偉人は言ったんだよ零崎」

「だから、自分の主張を押し通さずに、僕の意見も聞いてくれないか」

僕は零崎を見上げながら言う。

「僕の上からどけ」

「かははっ、無理に決まってんだろ?」

零崎は笑って言ったが、何時までも流されてやる僕じゃない。
思いきり蹴り飛ばしてやろうとするが零崎はそれよりはやくどいた。

「あぶねーだろ、いーたん」

「うるさい黙れ散れ殺人鬼」

「ひでーの」

かははと笑う零崎から距離を取りつつ、僕ははだけた服を直す。

「いーたんが可愛い寝顔してるからだろ?」

「そんな理由で人を襲うな」

僕は零崎を睨みつける。

「いつものことだろ?」
事も無げに言う零崎。
そう、零崎が僕を襲おうとするのはいつものことなのだ、いつものことだからこそ我慢の限界なのだ。

「つぎ、僕の上にのったら」


一生、口聞かないからね。



僕は零崎に言い渡した。


END
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偉人が言ったと言うか、憲法十七条なんだけどなー(ぁ

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