02/24の日記

23:43
さようなら/萌僕(死ネタ
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ーーさようなら。

そう言って、綺麗に笑って、消えてしまった萌太くん。


何度もフラッシュバックするあの光景、突き飛ばされた感覚と驚き。

思い出しては、呟く。

「ごめんね」

言ったとたんに

涙が、こぼれた。


それは無意識に。

それは自然に。

それは、そう
…至極当たり前の事であるかのように。


「ごめんね、萌太くん」

僕が泣いて良いわけがないのに、

「ごめんね、ごめん」

涙の止め方がわからないんだ。

泣きたいのは、崩子ちゃんや、萌太くんなのに。


巻き込んでしまった張本人が、加害者が泣くなんて


…最悪だ。


僕は、
ごめんね。と呟きながら、泣き続けた。



END
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本当はごめんねよりも伝えたい、ありがとう。
ネコソギは人が死ぬたびに泣きました。

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