02/26の日記

23:18
そこそこ平和な学生生活/零僕
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最近、零崎は真面目に学校に来るようになった。
哀川先生のおかげだろうか。
まあ、真面目に学校に来ると言っても出席日数をかせぎにきているだけのようだが…。
零崎が来ても来なくても、授業中寝ている零崎のかわりにノートをとるのは僕であることには変わりないので迷惑極まりないと言えばそうなのだ。

零崎が、ふらっと学校に来ていても不思議がることもない。
本来学生としてしなければいけないことなのだから。

「零崎」

目の前で、スゴい量の昼食を食べている零崎に半ば呆れつつ声をかける。

コイツはマジで胃袋キャラに成り下がるつもりなのだろうか。

「なんだよいーたん」

「学校に来るのは良いけど、ノートぐらいちゃんととれよ」

「嫌だ」

僕の優しい言葉を一瞬で切り捨て零崎は、昼食を間食した。
見事な食いっぷりだ。
カードキャプターさくらの雪兎さんもビックリだろう。

「嫌って…じゃあお前何しに学校に来てるんだよ」

「いーたんに会いに」

サラッと爆弾発言かましやがるコイツ。
僕は聞かなかった事にした。

「いやー、今思ったら俺が放浪してる間にいーたんがとられちゃったりするんじゃねーの?とか」

かははと笑いながら零崎は言った。

「戯言だろ?」

「傑作だぜ」

「そうかもね」

僕は肩をすくめた。
結局の所僕は、そこそこ平和に学生生活を満喫できればいいのだから。

「問題だけは起こすなよ」

それこそ、留年どころじゃない退学だ。

「かはは、善処する」

零崎はそう言って、これから毎日いーたんとイチャラブするぞー!!!!
と叫んだ。


自分で手を下すのが面倒くさかったので、僕は零崎を絵本先生に差し出したのは言うまでもない。


END
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何気に絵本先生でてきたり。笑
絵本さんは保健医。
哀川さんは担任。

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