03/07の日記

23:40
信じて、まつ/零僕
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今日は、
今日もとくに何事もなく一日が終わろうとしていた。

零崎は相も変わらず学校に来ていない。
一時来ていたのは、本当に気紛れだったようで、哀川先生も「アイツ留年するぞ?!いーたん説得してこい!」と、打つ手もなくお手上げ状態。

「出席日数足りない馬鹿な殺人鬼、絵本先生を呼んでほしくなければでてこい」

とそこら辺で叫んだら、悲鳴を上げながらでてきそうだが実行する気はない。

面倒だから。
それに零崎は、そこら辺ぶらついたら帰ってくる。帰ってきたら勉強に本腰を入れなければと笑いながら話していた。

僕はその言葉を信じて、零崎を見送った。

だから

「早く帰ってこいよ」

留年確定になるまえに。
僕はポツリと呟いた。


END
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たまには一途ないーたん。

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