03/12の日記

23:37
怖がり/零崎
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‘くる、きっとくる〜’

そんな某ホラー映画のパチスロ(?)のCMを見て、すみっこで震える零崎。

「おい、ぜろざ」

「ぎゃー!!!」

声をかけると、大声で叫びさらに震えだした。
たかが数十秒のCMで…鬱陶しいな。
僕はテレビ番組で男を試そうとする女のほうがよっぽど怖いと思う。

それに対して零崎は、気の強いお姉さんが好きだから全然OKなんだそうだ。

「零崎」

「なんだよ」

震えがおさまった零崎は言いながら、テレビの前を陣取る。

「たかが数十秒でそこまで怖がれるなんて尊敬に値するよ…」

「うっせー」

いーたんも怖かったら抱きついてきてもいいんだぜ。
僕は、そう言う零崎に冷たい視線をむけ、またテレビをみた。

まだわめいている零崎を横目に、僕は、また例のCMが流れるのを静かにまった。

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