04/01の日記
23:39
本音トーク/零僕
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「いーたんなんか嫌いだ」
真顔で言う零崎に僕は真顔で返す。
「零崎に嫌いと言われても痛くも痒くもないよ」
精一杯の見栄を張る。
本当は、嘘だとわかっていても少しびっくりした。
けどまあ、普段僕は零崎にこういうことを言いまくっているわけだから、そのツケがきたと思えば痛くも痒くもないと言うのは本当。
「いーたんすっげー嫌い」
「零崎がすごく好きだよ」
言うと、零崎はかははと笑った。
「本音トークしようぜ」
「いやだ」
「嫌いだぜいーたん」
「僕は嫌いじゃないよ」
「…大嫌い」
「そうだね大好きだ」
「…いーたん」
「なんだよ零崎」
「頼むから戯言だと言ってくれ」
流石の俺も傷つくわこれ。
零崎は拗ねたように言う。
仕方ないな…
「愛してないよ」
「いーたん!?」
「戯言だけどね」
零崎は至極嬉しそうに笑っていった。
「かははっ、傑作だな」
END
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いーたんの言ってる言葉を嫌い=好きみたいな感じで読んで下さいな(嫌
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