04/06の日記

23:41
所有物/兎僕
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「いーくん」

「何でしょうか」

「好きだよ」

「僕の専売特許を奪う気ですか兎吊木さん」

僕が言うと兎吊木さんは肩をすくめて言った。

「本心なんだけどね」


だったらなおさら


「やめてください」


「なぜだい」

「僕は玖渚のものですから」

「…じゃあ俺が君のものと言うことで」

「は?」

兎吊木さんはにこにこしながら続ける。

「いーくんは玖渚友の所有物だけど、玖渚友はいーくんの所有物ではないだろう」

だから今日から俺が君の所有物と言うことでよろしく。


笑いながらそう言う兎吊木さんに僕は目眩がした。



END
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兎吊木さんは友ちゃんのこと死線って呼んでたっけ…書き終わってから思った。
フルネーム呼びでも良いよね←

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