06/03の日記
22：39
最期は笑って/萌僕
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これからも、ずっと、一生守り続けたかったな、と思うのは、
ただ想うのは、
罪でしょうか。
「いー兄」
守りたかった。
もっと、ずっと、そばにいたかった。
たとえ、数秒後に僕の人生が終わろうとも、
想うだけなら、
いいでしょう？
「崩子」
いー兄の言うことに逆らっちゃだめだよ。
「いー兄」
「崩子のことを、任せます」
違う、違う、そんなことを言いたいんじゃない。
愛してました。
狂おしいほどに、愛してました。
愛しています。
愛し続けます。
魂だけの存在になっても、無に還っても、貴方を愛していたことは忘れない。
ねぇ、いー兄、悲しまないで下さいね、泣かないで下さいね。
僕は、最期に貴方と崩子を守れて幸せです。
ただ、心残りなのは、
心優しくて、泣き虫ないー兄を残して逝くこと。
崩子の面倒を見れなくなることだけです。
それだけ。
それだけです。
だって、それを除けば、僕は今非常に満足しています。
だから
「さよなら」
愛しい人。
貴方のために死ねるのなら、
最期は笑顔で迎えよう。
END
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うちの萌僕は基本こんなのです←
リクエストありがとうございました!
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