09/01の日記

23:52
アイスと君/零僕甘々
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「あちぃー」

「あついな」

僕はアイスを食べながら扇風機を占領している零崎に言う。

「本当にあつい、死ぬ」

「死ね」

「いーたんが冷たい」

「普通だろ」

「かはは、まあな」

「………」

あつい。
アイスを食べながらぼんやり思っていると零崎の顔が至近距離まで迫っていた。

「なんだよ、零ざっ…」

零崎、と名前を呼ぼうとするとそれは零崎に遮られた。

「んんっ、ん」

予告なしに深い口付けをされ思わずアイスを落としてしまう。

「ふ、んんー!」

長い口付けに苦しくなり、零崎の背中を叩く。
そこでやっと唇が離れた。

「いっ、な、零崎…!」

が、なぜかそのまま零崎が僕の上に馬乗りになっていた。
つまり押し倒されていた。

「零崎やめろ」

あつい。
言うと零崎はにやりと笑って言った。

「イヤだね」

そのまま再び交わされる口付けに僕は目を瞑り、零崎に身を任せた。



(…あ、アイス)

ふと思ったが、大分はだけた服と、零崎の低めの体温が心地よかったせいか、アイスが床でドロドロになっていようがどうでもよくなった。

「いーたん可愛い」

くすくす笑いながら耳元で囁かれ、さらに心地よさに酔いながら僕は行為に没頭する片隅で思った。

(あとでアイス買わせよう)



END
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零僕甘々
かき氷のように余裕しゃくしゃくないーたん。
久々すぎて微妙だ(汗

リクエストありがとうございました!

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