09/30の日記

23:31
ヒーロー!/友僕→←零
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「いーたんこっちむけ」

ふいたままのいーたんに声をかける。
いーたんは首を横にふった。

嗚呼、告白なんてするんじゃなかった。
俺はひたすら後悔した。

「いーたん、男から告白されて気持ち悪いよな」

ごめんな?
言うといーたんは「ちがう」とつぶやいた。

「へ?」

「ちがう、零崎」

「なにが」

「僕も、」

きみがすき。
思いも寄らないいーたんの言葉。
うわ、まじで?

「いーたん」

「でも、僕は玖渚のものだから」

ごめん。すきだよ。
だからこれ以上すきにならないでくれ。

「所詮戯言だけど」

そう、悲しそうに笑ういーたんが愛しくて、抱きしめた。

「いーたんを助け出してやる!」

そういうと、いーたんは本当に?と言った。

「ああ本当さ」


だって俺はヒーロー!




END
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友僕→←零
たまには友ちゃんの黒さをあまりださないお話しを、ね。笑

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