10/02の日記

23:43
生徒と僕/零僕パラレル
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「おい零崎、どういうつもりだ」

僕は零崎を睨む。
今は放課後、生徒が帰り静まり返った教室の中、僕は零崎に押し倒されていた。

「せんせーが可愛かったから」

「黙れ」

「好きだぜいーたん」

「黙れ」

「愛してる」

「黙れよ」

この生徒はいつもそう。
毎日毎日飽くことなく僕に熱烈アタックし続ける。
もうやめてほしい。
そのうち洗脳されそうだ。
僕は教師で零崎は生徒、それ以上でもそれ以下でもない関係に零崎の告白の嵐で亀裂が入り、

「んっ…」

今日のキスで壊れた。

「いーたんも、万歳でもないじゃねーか」

「ばかやろう」

あほ、きえろ。
僕は零崎にスリッパを投げた。

きらいだ。
零崎なんてきらいなんだ。

「いーたん泣くなよ」

「っ…」

こんなにも零崎が好きで、気持ちをひた隠してきたのに呆気なく崩しやがった。

「責任とれよな」

「りょーかい」

その日から秘密の関係がはじまった。


END
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零僕パラレル。
まんま、生徒零崎 教師いーたん。

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