10/16の日記

07:25
日常/零僕
---------------


「うー、さびぃ」

零崎は震えながら言った。

「そんなに着込んでよく言うよ」

真冬になったらどうやって生きていくんだ。
僕はセーターの上にブレザーを着て震えている零崎を呆れながら見つめる。

「真冬はシャツとか着込んでマフラーつけて手袋つけて耳当てつける」

着膨れ万歳。
零崎は真顔で言った。
どこまで本気か解らないが僕は零崎に言い放った。

「そんな格好するなら真冬は近づかないでね」

瞬間、零崎はブレザーを脱ぎ捨てた。

END
+++++++
ノンフィクション。笑
ひとしきくん→わたし
いーたん→友人

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ