12/09の日記
23:44
特別課題/零僕
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「だー、面倒くせぇ!」
零崎はガタンッと立ち上がった。
「うるさい」
言うと、零崎は「だってよー」と反論してきた。
が、無視。
僕だってダルいのだ。
零崎は、あーうー言いながら席につき、机に突っ伏した。
「くそ、あの野郎…解してぇ」
ブツブツと文句を言う零崎。
「それ、哀川先生に直接いいなよ」
と言うと静かになった。
哀川先生によりテストで毎回手を抜く僕と零崎に出されたのが、今やっている特別課題。
解けるか解けないかのギリギリのレベルの問題ばかりで至極面倒くさい。
哀川先生が「全問正解じゃないとお前ら留年な☆」という台詞とともにさっていってしまったため、空き教室で大人しく問題をといているのだ。
しばしの沈黙の後、零崎はポツリと呟いた。
「いーたん」
俺、次からテスト手ェぬかねぇ。
それには同意だ。
僕は頷いた。
END
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潤先生は絶対☆笑
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