10/17の日記

20:37
空を見上げて何を思う/零←僕
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零崎は今頃どこで何をしているのだろう。
もうアメリカへと旅だったのだろうか。

僕は空を見上げふと考えた。

それともまだ国内をウロウロしているのだろうか。
自分の鏡なんかとはもう会いたくないと思って別れたが、いざ離れて行くと若干寂しい気がする。自分の鏡が居なくなってせいせいした筈なのに。何故だろう。
否、理由は解らないこともない。僕は自分と全然違う生き方をする零崎に憧れたのだ。
甘んじて誰かの所有物になるわけでも、傍観者を気取るわけでもなく、自分の意志で何事も実行している殺人鬼に。

(羨ましく思うなんて、戯言だ)

僕は今のポジションに満足している。満足していなくちゃいけない。
守られた囲いの中、一番安全なところにいるのだから。そこから抜け出そうなど考えてはいけない。玖渚が生きている内は。

(こんなくだらない事を考えるなんて傑作だ、なあ人間失格)(僕は意外と君の事を気に入っていたらしい)


不覚にも、また会いたいと思ってしまった。戯言だけどね。

END
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零崎といーたんの初顔合わせの後。
初心にもどってみた。
リクエストも消化していきます。

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