05/22の日記
00:31
おおせのままに/友僕
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そう、思えば僕はうかれすぎていたのだ。だから、この結果は自業自得。
人間失格の殺人鬼の言葉をかりるならまさに
「傑作だ」
声にだして言ってみると、馬鹿らしくて口元が歪む。
ああ、これから自分はどうなるのだろう。おそらく、しばらくは外にでられないのだろうな。
しばらく自分の今後について考えたが、無駄なのでやめた。
だいたい、どの行動が彼女の感にさわって、どうしてこんな部屋に連れて来られたのかすらわからないのに、何をどう考えたら良いと言うのだろう。
考えていると扉が開いて、彼女がきた。
「いーちゃん、どうしてここに連れてこられたかわかる?」
うん?、と首を傾げる彼女、玖渚に僕は肩をすくめてみせる。
「さあ、まったくわからないよ」
だって僕は君の許す限りに、自由に行動してた。でも、誰かの所有物になった訳じゃない。
つねに、君の事を頭に置いて行動していたよ。
「うん、僕様ちゃんもさー、いーちゃんが誰と何をしようがどういうお付き合いをしていようが、いーちゃんが僕様ちゃんの所有物であるのは変わりないから許してたんだけど」
嫌になっちゃった。
にっこり笑う玖渚に目眩がする。
「なんで、」
「なんでだろ、うん、いーちゃん最近お友達が沢山増えてちょっとずつ表情豊かになってきちゃったでしょ?僕様ちゃんでも見たことない、いーちゃんの顔、見られたらやなんだよねー。つまり嫉妬?」
きゃー、若いね若いね!
けらけら笑う玖渚の声が頭に響く。
そんな理由でこんな監禁まがいのことをされているのかと思う反面、安堵している自分がいる。
(嗚呼、彼女はまだ僕を必要としてくれている)(彼女が居るから、僕には存在意義がある)
だから、
暴君の気ままにも気が済むまで付き合いましょう。
END
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友僕
相変わらず黒い友ちゃん
でも今回いーたんが気持ち悪いくらい友ちゃん一筋っていうか依存ていうか
まあ自分の存在意義は玖渚友の所有物であることで自分にそれ意外の価値はないと思っている感じで
まあ、
友ちゃんにんまりですね!←
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