02/09の日記

23:03
火曜日/零→僕
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※学パロ!


出夢達との作戦会議の結果、基本ステータスが無表情で無口?なら、メールで聞き出すしかないだろこのヘタレが!と言われた。ごもっともだ。出夢達の助言に従う為に俺は今、ベットの上に正座してケータイとにらみあっている。

「久しぶり!この間は楽しかったよありがとう、うーんこれだけじゃなあ・・・」

「今度、映画でもどうですか?なんてどうですかね?」

「映画かあ・・・それもいいな・・・・って、舞織?!」

背後から聞こえてきた声に普通に返事をしてしまってから、俺の部屋に居るはずのない第三者の声だと気付き、焦って振り返るとにっこり笑った舞織がいた。

「あ、扉が半開きで中をのぞいたら人識君がうんうん悩んでて面白そうだったんで勝手に入ってきちゃいましたー」

「お前なー」

にこにこしている舞織に俺は、苦い顔をする。そりゃあ兄弟だし同じ家に住んでるわけだから部屋に入ってくるのは問題ない。問題があるとすれば、俺が女々しくケータイとにらみ合ってる姿を見られたことだ。

「・・・今週の金曜日、映画に行きませんか、と!よし送信っ!」

俺が悶々としている間に、なにやら舞織が俺のケータイをいじって満足げに笑っている。いやこら、ちょっとまて。

「こら、舞織お前何やって・・・・・っ!」

「人識くんがもたもたしてるからですよー、女子高生のことは女子高生に任せてくださいっ・・・はいどうぞっ」

そういって舞織は俺に紙切れを二枚渡してきた。

「これ・・・」

「今、女子高生の間で人気の映画のチケットです。友達と行く約束をしてたんですけど、断られちゃって・・・・」

人識君、それあげますから、ガツンと決めてきてくださいね!あんまりヘタレてると嫌われますよ!といって、にこにこしながら舞織は部屋を出て行った。

「まじかよ・・・・」

残された俺はと言うと、妹の行動に助けられたと思
う半面、これから返ってくる返事がNOだったらどうしよう、とまた別の事でケータイとにらみあう羽目になった。


(もしかしたらまた会えるかも?)
頼むから早く返事を下さい!



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火曜日編おしまい。
いーたんを出す予定が舞織ちゃんをだしてしまいました。
すきなんです舞織ちゃん。笑
にしてもやっと進展しましたねー
これ一週間で終わるのかな。笑

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