novel―結界師

□『例えばこんな妖』前編
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結界師。
良守と時音。

彼等は烏森の地に誘われる妖たちを毎晩毎晩 退治している。


それがたとえどんな妖でも、だ。

もちろん、簡単に退治することができない時もある。

その時には感じる。
立ちはだかる高い壁を。

それを越えるために、彼等は必死に修行する。


そうして彼等は徐々に成長していくのだ。






そう。
そんな彼等にはきっと、あんな日やこんな日もあったはず。

これから始まる物語も、それらの一つ………。
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