崩壊
□蜜マイハニィ
2ページ/2ページ
幾度身体を重ねても恥じらう姿に愛しいと感じる様になったのはいつからだろうか
じんわりと赤く湿った唇に熱を求め、誘われる儘に自らの冷えた唇を寄せる。
「んっ……ふ…」
慈しむ様に喰むと力が抜け強情な瞳が僅かながら潤むのをウルキオラが見逃す筈が無く更に強く腰に回す手に力を入れ促す
「ク、ソ…ッ…」
悪態を吐きながらウルキオラを睨みつけるその瞳には快感を乞うのではなく屈辱の色が揺らめいていた
お前は本当に面白い奴だと、強気な瞳に業と冷えたまなざしを返してやる
「…いっいかげん…っ、離…せよ」
「無理だな」
「…なっ…テメ…ァっ…」
腰をつかまれ奥を突かれる度に、思いがけないような甘い鳴き声を発し四肢が大きく跳ねた。
身体は小刻みに震え、もうとっくに限界が超えているのが分かる
その様子に喉奥で笑みを堪らえ、相変わらず冷めた瞳で射た
そうすればコイツが興奮するのを知っているから。