崩壊
□捕食者
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返事がないのに焦れたのか一角の指が動き出す、褌の隙間から秘部へと指先を捩込み入口を緩く擦ったそれだけで阿近は大きく反応を示した、信じられないとばかりに瞳が揺れ体は頑なに異物を拒む。
思わず確信した言葉で尋ねた
「…お前…後ろ弄られた事ねェのか?」
「当たり前だ…!弄られて堪るか」
もう敬語も忘れ柄にも無く声荒げ否定する。
一角にとっては嬉しい限りだ、緩む顔付きを堪え心の中で不埒な噂を信じていた己を叱咤しつつも行為を再開し始めた。
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