流れる雲を見つめて――――





俺は眠いのに、寝なくて。
大きなあくびをしたら、キミが微笑んで………。




たくさん、嬉しいをもらった。




たくさん、たくさん幸せを教えられた。









今日も芝生の上、ごろんと寝転んで、ゆっくり流れる雲を目で追って……。



突如、視界を遮るモノが現れて。
それがキミだと分かると、嬉しくて


ワクワクするんだ。



「ジロー。」
そうつぶやきながら、俺を覗き込むキミの髪の毛

引っ張って、唇を奪った。

べっと舌を出して

「キスしてって顔してるから、しただけだC〜」


キミが怒るのをしってて、わざと言ってみる。


「ジローの変態!!」
顔を真っ赤にするキミが可愛くて、
二カッて笑って

起き上がる。




キミを抱き締め伝えるだ。


雲のように、気付かないうちにどっか行ってしまう前に――。



雲のように形を変えてしまう前に―――。




「……約束。
俺の側にずっといて。キミが好きだから。」

キミは困ったように笑んで、俺を見る。


ちょっとためらいながら、回された腕の温もり。



しっかり、感じてるよ。

キミの早い鼓動のリズム―――。




「私も、ジロー大好きだから……。
約束―――。
絶対、離れちゃやだよ?」


初めてのキミからのキスは



一瞬で



でも、暖かくて




最高の瞬間




肩越しに見えた、青い空

白い雲


混ざり合う薄い色




全て忘れない。





これが、夢じゃないって幸せ――。


俺は、もう一度キミに唇を重ねる。

今度は、深く深くキミを味わいながら。


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